アラサーの私が、なぜか御曹司で超絶イケメンの年下男子から、溺愛されました
仕事が終わり、吉田君と一緒に会社を出た。
「どこ行く? あのね……」
私はあれから、どこへ行こうかあれこれ考えてた。
私的にはイタリアンがいいかなと思ったんだけど、弟の事を考えると、食欲旺盛な男子は、お肉が食べたいものかなと思う。となれば焼肉とかしゃぶしゃぶとか、かな?
あるいはポピュラーでリーズナブルなところで居酒屋さんがいいかも。お酒をいっぱい飲めるし。
そうだ。居酒屋さんにしよう、と思ったのだけど……
「場所は俺に任せてください」
と言われてしまった。
「いいけど、あまり高いお店は勘弁してね。お給料日前だから」
「あはは。そっちも任せて。ああ、あれに乗りましょう?」
「え? ちょっと……」
吉田君に手を引かれ、会社の前で出待ちのタクシーに乗り込んだ。
男の人と手を繋いだのって、いつ以来だろう。というか、人生で初かも。
胸のドキドキが止まらない……
「どこ行く? あのね……」
私はあれから、どこへ行こうかあれこれ考えてた。
私的にはイタリアンがいいかなと思ったんだけど、弟の事を考えると、食欲旺盛な男子は、お肉が食べたいものかなと思う。となれば焼肉とかしゃぶしゃぶとか、かな?
あるいはポピュラーでリーズナブルなところで居酒屋さんがいいかも。お酒をいっぱい飲めるし。
そうだ。居酒屋さんにしよう、と思ったのだけど……
「場所は俺に任せてください」
と言われてしまった。
「いいけど、あまり高いお店は勘弁してね。お給料日前だから」
「あはは。そっちも任せて。ああ、あれに乗りましょう?」
「え? ちょっと……」
吉田君に手を引かれ、会社の前で出待ちのタクシーに乗り込んだ。
男の人と手を繋いだのって、いつ以来だろう。というか、人生で初かも。
胸のドキドキが止まらない……