その息尽きるまで時間は無限
母さん、やめろ、信じるな、騙されるな、喋るな。













家族という“生きるための必須道具”に手を出されるかもしれないという恐怖を感じ、止めようとするが、体が動かない。


「矢田さん、真さんがちょっと体調が悪いので…。」


「あっそうね。ごめんなさい。ほら真、行きましょう。」

俺の手を取り、職員玄関に向かう母。




濡沢も俺と同時に職員室に出た。




そして、別れる寸前、俺は耳に恐怖を吹き込まれた。
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