星の名
私だけ取り残されていた。


完璧に、羽奈と翼は慎に惹かれていた。



「芽依教室行く?」


「今日は帰るよ」



「今日は帰るべきだな」

「教室軽くヤバいしな…」



あれだけの反応だっただから当たり前だろう。


きっとみんな……。

「鞄どうしよぅ……」


「俺取って来るよ」

「頼んだぞ」


慎はすぐに屋上から教室へ向かった。
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