【BL】白銀の恋



俺だけが標的なら別にいい

旦那様の足枷に俺自身がならなければそれでいい






「凛さん」

「何?」

「俺ってどういう存在ですか?」

「は?意味わからん」

「居なきゃ駄目だって存在ではないじゃないですか。居ても居なくても良い。そのくらいの存在が良いんです」

「何が言いたい?」

「俺がこのまま囮となればラーク社の人達炙れますよね」

「だから?」

「俺に何かあっても無視してほしいんです」







旦那様の為になるならこの身を捧げても良い

出来れば復讐遂げてからが良いけど

ここまでお世話になって迷惑しかかけてない俺が出来る

最大限の恩返しがこれであるなら

それはそれで良い






「んなこと出来るかよ。そこまで俺は冷たい人間じゃねぇ」

「どうして?俺に何かあっても誰も困ること無いですし」

「そういう問題じゃねぇだろ。誰かが傷付けられてるのを黙って見てるほど人間腐ってねぇ」







凛さんはやっぱり優しい人だ











  
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