大国に嫁いだ小国の姫は国家機密を知り影武者と取引する【完結】
第28話 ミトとセルファ2度目の夜
(よっしゃー!ナイスタイミング!)
ミトは思わずガッツポーズをとってしまった。
今日はセルファが来訪する日だが、今朝から生理が来たのだ。
これで、断る口実ができた。しかも、このタイミングなら次回も堂々と断れる。
いつ影が復活するかわからないが、とりあえず1週間はやりすごせる。
ミトはホッと胸を撫でおろした。
そして夜になった。
今日のセルファは公務が忙しく、いつもより遅い時間になるらしい。
セルファにはミトの情報は伝わっているはずだ。
(もしかしたら、ユフィーリオ様と一緒にいるのかな?)
ミトにとってはどうでも良いことだが、なんとなく公務以外の理由で遅れるのではないかと感じていた。
結局、23時を少し過ぎた頃、セルファはようやくやってきた。
(今日もセルファ本人だ…)
少し緊張しながらドアを開けたミトは、ガッカリした。
影はまだ回復していないということだ。
今日もまた、セルファを相手に下手な芝居をしなければならず、ミトは憂鬱だった。
「遅くなってすみません」
開口一番、セルファはまず謝罪した。
「いいえ、全然気にしてません」
むしろ、いっそ来てくれない方がいいのに、と思うミトである。
もちろん、口になど絶対に出せないが。
「お疲れですよね。部屋に入って休んでください。お茶を入れますね」
そう言って、セルファを招き入れるミト。
「ありがとう」
セルファは前回と同じく、ソファに腰を下ろした。
「ベッドに横になっていていいですよ」
ミトはお茶の準備をしながらセルファに声をかけた。
「いや、大丈夫だよ」
「でも、とても疲れた顔をしてますよ」
最近暑くなってきたので、ミトはアイスミルクティーを作った。
素早く準備をしてソファの前のテーブルに置く。
ミトは思わずガッツポーズをとってしまった。
今日はセルファが来訪する日だが、今朝から生理が来たのだ。
これで、断る口実ができた。しかも、このタイミングなら次回も堂々と断れる。
いつ影が復活するかわからないが、とりあえず1週間はやりすごせる。
ミトはホッと胸を撫でおろした。
そして夜になった。
今日のセルファは公務が忙しく、いつもより遅い時間になるらしい。
セルファにはミトの情報は伝わっているはずだ。
(もしかしたら、ユフィーリオ様と一緒にいるのかな?)
ミトにとってはどうでも良いことだが、なんとなく公務以外の理由で遅れるのではないかと感じていた。
結局、23時を少し過ぎた頃、セルファはようやくやってきた。
(今日もセルファ本人だ…)
少し緊張しながらドアを開けたミトは、ガッカリした。
影はまだ回復していないということだ。
今日もまた、セルファを相手に下手な芝居をしなければならず、ミトは憂鬱だった。
「遅くなってすみません」
開口一番、セルファはまず謝罪した。
「いいえ、全然気にしてません」
むしろ、いっそ来てくれない方がいいのに、と思うミトである。
もちろん、口になど絶対に出せないが。
「お疲れですよね。部屋に入って休んでください。お茶を入れますね」
そう言って、セルファを招き入れるミト。
「ありがとう」
セルファは前回と同じく、ソファに腰を下ろした。
「ベッドに横になっていていいですよ」
ミトはお茶の準備をしながらセルファに声をかけた。
「いや、大丈夫だよ」
「でも、とても疲れた顔をしてますよ」
最近暑くなってきたので、ミトはアイスミルクティーを作った。
素早く準備をしてソファの前のテーブルに置く。