大国に嫁いだ小国の姫は国家機密を知り影武者と取引する【完結】
第43話 殺意と狂気
あれから1ヶ月、表面上は何事もなく、毎日は平穏に過ぎ去って行った。
影は変わらず自分の責務を淡々とこなしていく。
そんな毎日の中、ミトとの時間が唯一寛ぎとなっていた。
影はもう、ミトの前でセルファにはならない。
そのままの自分で、ミトとの時間を過ごした。
ミトはまだセイラムに気持ちがあるようだが、少しずつ元気を取り戻しつつある。
「また王宮に行ってみようかな」
そんな発言まで飛び出した。
「あ、でも、やっぱりやめよっかな…」
「セイラムがいるからか?」
ミトが何を考えているのか、影にはすぐにわかった。
「うっ…、そーよ」
シュンとするミト。
「会いたくないんだったら、あいつのスケジュール知ってるから、王宮にいない日を教えてやってもいいぜ」
「ホント!?」
速攻でミトは食いついた。
そんなミトを見て、影は嬉しくなる。
こんな日々がずっと続けばいい、影はそう思った。
影は変わらず自分の責務を淡々とこなしていく。
そんな毎日の中、ミトとの時間が唯一寛ぎとなっていた。
影はもう、ミトの前でセルファにはならない。
そのままの自分で、ミトとの時間を過ごした。
ミトはまだセイラムに気持ちがあるようだが、少しずつ元気を取り戻しつつある。
「また王宮に行ってみようかな」
そんな発言まで飛び出した。
「あ、でも、やっぱりやめよっかな…」
「セイラムがいるからか?」
ミトが何を考えているのか、影にはすぐにわかった。
「うっ…、そーよ」
シュンとするミト。
「会いたくないんだったら、あいつのスケジュール知ってるから、王宮にいない日を教えてやってもいいぜ」
「ホント!?」
速攻でミトは食いついた。
そんなミトを見て、影は嬉しくなる。
こんな日々がずっと続けばいい、影はそう思った。