大国に嫁いだ小国の姫は国家機密を知り影武者と取引する【完結】
第47話 ユフィーリオと影の夜
気持ちを切り替えるのは得意だと自覚していた。
今まで、たくさんのものを割り切って生きてきた。
だから、今夜もできる。
影は自分に言い聞かせた。
心を落ち着かせ、自分の中のスイッチをオンにする。
そして、影はセルファとなって、ユフィーリオの部屋に訪れた。
ユフィーリオは、この日を待ち望んでいた。
それと同時に、恐れていた。
結局、あれから体調不良が続き、公務に出ていない。
だから、影武者ともあれっきりだ。
だけど、今夜はセルファが部屋に来る日。
ユフィーリオにはなぜか影武者が来るのではないかという予感があった。
普通に考えたらセルファが来るはずだ。
頭ではわかっていたが、それでももしかしたらと、その予感を信じて待っていた。
そして、ついに扉はノックされた。
ユフィーリオの心臓がドクンと跳ね上がる。
恐る恐る扉に近づくユフィーリオ。
動悸が激しくなり、気分が悪くなる。
ユフィーリオはそれに耐えて、意を決して扉を開けた。
扉の向こうにはいたのはセルファ?それとも影?
「会いたかったよ、ユフィ」
優しく微笑むこの人が、一体誰なのかわからない。
動けないユフィーリオに笑顔を向け、影は部屋に入った。
(顔色が悪いな…)
薄暗い部屋でもわかるほどだった。
「ユフィ、横になったほうがいい」
影はユフィーリオをベッドへ誘導する。
しかし、ユフィーリオはベッドに入ろうとしない。
じっと影を見つめている。
「さあ、とにかく休んで」
影はとりあえずユフィーリオをベッドに座らせる。
影は悩んだ。
ユフィーリオの様子がかなり良くない。
この状態で、セルファのことを説明して大丈夫だろうか。
しかし、伝えねばならない。
今まで、たくさんのものを割り切って生きてきた。
だから、今夜もできる。
影は自分に言い聞かせた。
心を落ち着かせ、自分の中のスイッチをオンにする。
そして、影はセルファとなって、ユフィーリオの部屋に訪れた。
ユフィーリオは、この日を待ち望んでいた。
それと同時に、恐れていた。
結局、あれから体調不良が続き、公務に出ていない。
だから、影武者ともあれっきりだ。
だけど、今夜はセルファが部屋に来る日。
ユフィーリオにはなぜか影武者が来るのではないかという予感があった。
普通に考えたらセルファが来るはずだ。
頭ではわかっていたが、それでももしかしたらと、その予感を信じて待っていた。
そして、ついに扉はノックされた。
ユフィーリオの心臓がドクンと跳ね上がる。
恐る恐る扉に近づくユフィーリオ。
動悸が激しくなり、気分が悪くなる。
ユフィーリオはそれに耐えて、意を決して扉を開けた。
扉の向こうにはいたのはセルファ?それとも影?
「会いたかったよ、ユフィ」
優しく微笑むこの人が、一体誰なのかわからない。
動けないユフィーリオに笑顔を向け、影は部屋に入った。
(顔色が悪いな…)
薄暗い部屋でもわかるほどだった。
「ユフィ、横になったほうがいい」
影はユフィーリオをベッドへ誘導する。
しかし、ユフィーリオはベッドに入ろうとしない。
じっと影を見つめている。
「さあ、とにかく休んで」
影はとりあえずユフィーリオをベッドに座らせる。
影は悩んだ。
ユフィーリオの様子がかなり良くない。
この状態で、セルファのことを説明して大丈夫だろうか。
しかし、伝えねばならない。