桃色
そこのページにはなぜか、私の大切な人達からのメッセージがたくさん書かれていた。


「桃子、A高に行っても
 ずっとずっと仲良くしようね。
 ケンカもすると思うけど、
 二人の友情は不滅だからね!!
                      梨花」
          
              
「水嶋、これからもずっと親友だよ!
 ずっと桃みたいな笑顔でいてね。 
                      なつ」
                                   
                    
「桃子!大好きだよ!!
 これからもなつと千絵と桃子
 3人はずっと一緒だよ!     
                      千絵」
                     
 
「桃っちゃん、絶対またT中に来てね!
 うちらのこと可愛がってくれて
 ありがとう!!絶対、忘れんからね!
 
                 ☆2年代表☆」 
 

「水嶋と話せてよかった。
 俺、美容師になれるようにがんばるけん!
 いつか、水嶋の髪切ってやるわ~!
                       ヒロ」  
  

「俺、桃子と仲良くなれて学校来るんが
 すげぇ楽しかった。
 桃子はホンマにいい奴で、
 俺の大事なダチやからな。
                      健二」
  

そして、最後に、一番下にあったのは・・・。


「水嶋と一緒におれてよかった。
                    桐島優士」


ゆぅ君からだった。


あとから、聞いた話だと・・・。


梨花が私の母親からアルバムを借りて、みんなに渡して書いてもらってたみたい。


みんな、本当にありがとうね。 
 

最高の宝物だよ。 

        

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