桃色
「いないよ~」
 

千絵が首を横に振った。


「なつは?」

「なつもいない。だから、水嶋がちょっと羨ましいかな」

「ははっ、何それ~」


二人とも今、好きな人いないのかぁ・・・。


「好きな人できたら、桃子に言うからね」
 
「なつも、言うから!!」

「うん!その時は私が恋の悩みを聞いてあげる!!」


千絵となつの言葉が嬉しくて私は笑った。


「いつもの、水嶋に戻ったね」


そう言って、なつが笑った。


「私ね、なつと千絵どっちも大好きだからね」


私がそう言うと、なつは三宅よりも~?って笑った。



千絵はありがとうって言ってくれた。


私にとってとても大切な友達。




『なつと千絵』


二人に変わる人なんていない。


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