桃色
それから、一緒に住むことを承諾してもらう
ためにゆぅ君が私の家に来てくれた。


そして、私の両親に会ってくれた。

二人は、すぐにゆぅ君を気に入った様子で。

お父さんなんか、

「一緒に住むだけじゃなくて、嫁にもらって
 くれよ~」

なんて言って、ゆぅ君を困らせていた。


でも、本当にそうなりたいって思ったよ。


それから、今度は私がゆぅ君の両親に
会いに行った。


ゆぅ君のお母さんには会ったことあったけど、
お父さんと会うのは初めてだった。


すごく、緊張したけど、二人とも快く、
私を受け入れてくれた。


ゆぅ君のことすごく大切にしてることも
伝わってきた。


そうして、愛情を一杯もらって育ってきた
から、ゆぅ君は優しい人なんだと思った。


それから、デートもしたし、家具も見に
行ったりした。


私達は、慌しく毎日を過ごしている。


もうすぐ、私はゆぅ君と一緒に住み始める。

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