桃色
「なぁ、水嶋、そろそろ桐島にならねぇか?」

急に、話し始めたと思ったら、いきなり
そんなことを言い出した。


「はぁ~?何が?」

夜景がキレイすぎて、ゆぅ君の話なんて
聞いてなかった私は、適当な答え方をした。


「だからな、桐島にならねぇかって!」

「桐島にぃ~?なれるわけないじゃん!
 何言ってんの~?」


何、可笑しなことを言ってるんだろうって
鼻で笑った。


「やっぱり、お前は鈍感やな。
 結婚しようかって言いよんやけど・・・」

「えっ?結婚??」


びっくりした。

本当に、びっくりしすぎて、私は一瞬、
止まってしまった。


「俺達、結婚しようで!」

ゆぅ君がそう言って、ポケットから何かを
取り出した。


「俺な、これからもずっと水嶋と一緒に
 おりたいんや。これからも、いろんなこと
 あると思うけど、俺が水嶋のこと守って
 いくけん。絶対、幸せにするけん。
 俺と結婚してくれ!」


もしかして、これって・・・。

プロポーズ・・・??


私の思考回路はあまりの衝撃に
停止しちゃったみたい・・・。

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