平安物語【完】



その噂話の中には、どうしても私の名も挙がります。

そのほとんどが、憐れみ案ずる声…

子の出来ない女を、いたわしいと思いやる声なのです。

その声こそが私を何より苦しめるとは、分からないのでしょうか…



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