隣の席の室井くん①
「単刀直入に言うと・・・」
ごくり、と唾を飲み込み
さっちゃんの言葉を待つ。
アタシの真剣な眼差しを見て
ニヤリと、いやらしい笑みを浮かべると
「それはフツーに恋でしょーよ」
と、一言告げた。
……………………
………………
……………
「は?」
今、脳内で処理するのに
幾分か時間がかかった。
こい?
コイ?
鯉?
「恋?」
「それしかないじゃない」
アタシの膝の上のお弁当箱が
カタリと地面に落ちた。