イケメン警察官、感情ゼロかと思ったら甘々でした
「橋口さん!」
制服姿の神谷が、パトカーから降りて駆け寄ってきた。
その背後にはもう一人の若い警察官がいて、無線で状況を報告している。
だが、神谷の視線はただひとつ、美香奈だけを捉えていた。
膝をつき、顔をのぞき込む。
「……大丈夫ですか」
その一言だけが、やけに優しく胸に響いた。
美香奈は言葉にならないまま、ただ小さく頷く。
神谷の手がそっと肩に添えられる。
ひとつひとつの動作が慎重で、どこまでもやさしかった。
「肩を痛めてるようですね。ゆっくり立てますか?」
彼の声は低く、落ち着いていた。
けれどその目には、明らかに焦りと――強い感情が宿っていた。
そっと身体を支えられ、ゆっくりと立ち上がる。
背中に添えられた神谷の手は、震えない。
だけど、美香奈には、その手のひらがほんの少しだけ熱いように感じられた。
制服姿の神谷が、パトカーから降りて駆け寄ってきた。
その背後にはもう一人の若い警察官がいて、無線で状況を報告している。
だが、神谷の視線はただひとつ、美香奈だけを捉えていた。
膝をつき、顔をのぞき込む。
「……大丈夫ですか」
その一言だけが、やけに優しく胸に響いた。
美香奈は言葉にならないまま、ただ小さく頷く。
神谷の手がそっと肩に添えられる。
ひとつひとつの動作が慎重で、どこまでもやさしかった。
「肩を痛めてるようですね。ゆっくり立てますか?」
彼の声は低く、落ち着いていた。
けれどその目には、明らかに焦りと――強い感情が宿っていた。
そっと身体を支えられ、ゆっくりと立ち上がる。
背中に添えられた神谷の手は、震えない。
だけど、美香奈には、その手のひらがほんの少しだけ熱いように感じられた。