【完】オキナグサに愛を込めて
───……その後は枕でも腕でも口を抑えることは許されず、漏れる声はレンさんの耳にダイレクトに届いていたと思う。
思い出すだけでも恥ずかしい……。
あんな姿好きな人に見せるなんて……。
「エマ大丈夫だっか?」
この部屋に来てからずっとわたしを気遣ってくれるレンさん。
その優しさが大好きで、とっても安心できるけど、
『レンさんばっかり余裕で狡いです』
つい、そんな事を口走ってしまった。