わたしのてんし
001_出会い
こつ、こつ、こつ。
『ぐあぁぁぁぁ!!!!』
つんざくような悲鳴が響く。
五月蝿い。
ナイフを心臓に突き立て、息の根を止める。
毎日毎日、同じことの繰り返し。
それでいい、それだけが私の取り柄なのだ。
ふと、顔に光が当たる。
見れば、薄く開いた扉からひかりが漏れ出ていた。
(まだ誰かいるのか…?ここにいる人間はこれで全てのはず…)
きい、と用心深く戸を開く。
開ければ、不快な臭いが鼻を掠める。
血と、汗と、性液の臭いだ。
ベットルームのようなそこには、小さな何かが横たわっていた。
それはゆっくりと起き上がり、こちらを捉える。
群青だ。
群青の瞳が、こちらを見ている。
痩せ細ったからだはあばらが浮いていて、病的なほどに白い。
片目は眼帯で隠されており、茶の長い髪を一つにまとめている。
何よりも、その群青はどんな宝石より美しく恐ろしかった。
『ぐあぁぁぁぁ!!!!』
つんざくような悲鳴が響く。
五月蝿い。
ナイフを心臓に突き立て、息の根を止める。
毎日毎日、同じことの繰り返し。
それでいい、それだけが私の取り柄なのだ。
ふと、顔に光が当たる。
見れば、薄く開いた扉からひかりが漏れ出ていた。
(まだ誰かいるのか…?ここにいる人間はこれで全てのはず…)
きい、と用心深く戸を開く。
開ければ、不快な臭いが鼻を掠める。
血と、汗と、性液の臭いだ。
ベットルームのようなそこには、小さな何かが横たわっていた。
それはゆっくりと起き上がり、こちらを捉える。
群青だ。
群青の瞳が、こちらを見ている。
痩せ細ったからだはあばらが浮いていて、病的なほどに白い。
片目は眼帯で隠されており、茶の長い髪を一つにまとめている。
何よりも、その群青はどんな宝石より美しく恐ろしかった。