極上御曹司からは逃れられない運命でした
仕事を終わらせてぱっぱと帰る支度を整える。

「それじゃ、お前も早く帰れよ。お先に」

「はい。お疲れ様でした」

吉岡は最後にニヤっと笑う。

なんだよ気持ち悪いな。

そして凛花の住むマンションへと車を走らせる。

マンションの前にはそれは見目麗しく着飾った凛花がいて思わず車で突っ込みそうになった。

は?

なんだ?

そして車から急いで下り凛花の側まで行く。

ドクンと胸が打たれる。

なんて綺麗なんだ…

ホルターネックになったロングドレスはどこかチャイナ風で、黒のベースに異素材で同色の刺繍が入ったそんなデザイン。

スカート部分は大きくスリットが入っていて、凛花のスラッと伸びた脚が見え隠れしていた。

髪も綺麗にセットされ、メイクも普段とはまた違うオリエンタルな雰囲気が最高に似合っている。

生意気そうな目が更に強調され、勝手に煽られる。

思わず本能のままにその可愛い唇に喰らい付いてしまいたくなるのをグッと堪えた。
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