極上御曹司からは逃れられない運命でした
そろそろか。

デスクの上を片付ける。

吉岡は既に帰ってるので一人で戸締りをして帰宅した。

家に着くと、ちょうど彰もやってきた。

「おう。お疲れ」

「お疲れ。腹減った」

彰は自分の家のようにスーツのジャケットを脱いでネクタイを外しソファに放り投げる。

そして勝手に人んちの冷蔵庫を漁る。

勝手にタッパーを出して温めて。

別にいいけど。

そして二人で向かい合って家政婦が作ったおかずをあてに酒を飲み交わす。
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