君に出会ったその日から
3.
春希は4年生で単位をほとんど取り終わっているが、一緒にいたいからという理由で大体同じ授業を受けている。
私も同級生に比べれば単位を取っている方らしくそんなにたくさんは取っていない。
「2人とも良い雰囲気だったね」
「あいつはバレて無いと思ってるけどバレバレだからね。」
「ふふふ。でも海斗くん良い人だから雪ちゃんに合うと思うんだけどなぁ」
「ねぇ僕は?良い人?」
「春希は優しい」
「えへへ、嬉しい」
「でもなんで海斗の事名前呼びなの?」
「だっていつも会うのに名字で呼ぶのも変かなって思って。春希も名前呼びだし。」
「まこまこが名前呼びするのは僕と笹白くらいで十分!ほんとは笹白にだって呼ばせたくないのに。宝くんで良いじゃん。」
「えぇ今さら変えるのめんどくさい。」
「むぅ。じゃあじゃあ僕達だけの呼び名作ろうよ。秘密のやつ」
そんな事を話していると先生が来た。
「ほらほら先生来たよ。集中しなきゃっ。その話はまた後で。」
春希は不機嫌そうな顔をしていたが、それ以上は何も言わず集中していた。
そして今日の授業が全て終わり、春希はこの後バイトに行くという事で今日バイトがお休みらしい雪ちゃんに再び茉子をよろしくと託して行った。
私も同級生に比べれば単位を取っている方らしくそんなにたくさんは取っていない。
「2人とも良い雰囲気だったね」
「あいつはバレて無いと思ってるけどバレバレだからね。」
「ふふふ。でも海斗くん良い人だから雪ちゃんに合うと思うんだけどなぁ」
「ねぇ僕は?良い人?」
「春希は優しい」
「えへへ、嬉しい」
「でもなんで海斗の事名前呼びなの?」
「だっていつも会うのに名字で呼ぶのも変かなって思って。春希も名前呼びだし。」
「まこまこが名前呼びするのは僕と笹白くらいで十分!ほんとは笹白にだって呼ばせたくないのに。宝くんで良いじゃん。」
「えぇ今さら変えるのめんどくさい。」
「むぅ。じゃあじゃあ僕達だけの呼び名作ろうよ。秘密のやつ」
そんな事を話していると先生が来た。
「ほらほら先生来たよ。集中しなきゃっ。その話はまた後で。」
春希は不機嫌そうな顔をしていたが、それ以上は何も言わず集中していた。
そして今日の授業が全て終わり、春希はこの後バイトに行くという事で今日バイトがお休みらしい雪ちゃんに再び茉子をよろしくと託して行った。