虐げられた少女は闇の支配者に愛される。
顔をも赤く、息も荒い。

女の額に手を当てると熱かった。

多分、熱だろう。

俺は、仲間に電話をした。

「もしもーし!!」

『春陽。今すぐ迎えに来い。』

「えっ!?いきなり過ぎない!?」

『とっとこい。』

「はーい!!」

数分後、春陽が迎えに来た。

「おまたせ〜!!って誰その子!?」

『そこで襲われそうになってたから助けた。』

「どうしたのその子?」

『熱がある。診せる。』
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