虐げられた少女は闇の支配者に愛される。
これが毎日も流れだ。

辛くないのかって?

別に、辛くない。

この家に置かせてもらってるだけありがたいと思っているから。

次の日

「ちょっと、無愛。」

『はい、なんでしょうか。知世さん。』

「話があります。来なさい。」

『分かりました。』

話ってなんだろう?

悪哉「無愛。ここに座れ。」

『はい。』

京子さんは、ニヤニヤしていてうれしそうな表情。

悪哉「お前には、今日で、この家を出ていってもらう。」
< 7 / 206 >

この作品をシェア

pagetop