小さいころからずっと好き
「前髪切ったら、もっと人気でそうだけど切んねーの?」



永井は自分自身の前髪を切るような動作をしながら、新に問う。


「切らない」


「切らないと、ますます目が悪くなりそうだけどな」



なんか前にもどこかで似たような話をみぃちゃんとしたような気がする……。


永井の声に何人か便乗していたが、僕はそれを無視しぼぉーと外を眺める。


最近は、期末テストが近いため朝はみぃちゃんに起こされるよりも先に起きて、勉強をしている。家で勉強するよりも、学校で勉強したほうが集中できることもあり、空き教室を探して勉強することが日課になっている。


それもあり、朝の登校は1人で登校することが多い。


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