小さいころからずっと好き
初めて切ってくれる美容師ということもあり、若干不安はあるが、せっかく来たということもあり、切ってもらうことにした。



「お客様のお目元、まつ毛が長くきれいなのでこのぐらいの長さにさせていただきました」



見事に不安は的中した。


鏡で自分の前髪を触りながら新はいつもよりも短いと思う。
いや、むしろ普段切ってもらうときも本当にこれでいいのかと確認されることのほうが多いためこれが普通なのであろう。


切った髪はどうやっても戻すことはできない。


それに、僕の注文の仕方が悪かったというのもきっとある。


休日はみぃちゃんといるときは目元を隠さないが、普段は目元を隠すことが多いこともあり違和感をすごく感じる。


前髪を触りながら新は図書館へ向かう。


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