ホワイト・サマー・エンド
「まあな。こっちの部門は次何にするか考え中だよ」
「…流星。息子のためならやってやりたいわ。衣都ちゃんのためにもね。それに条件は合っているから、研究できる可能性は高い。…でも、3ヶ月以内に治療薬ができることは―――」
俺はそれでも頷く。
わずかな可能性でもいい。
ほんの少しだけでも良い。
衣都が生きる可能性を伸ばしたかった。
準備はできた。
後はただがむしゃらに、進むだけ。