ホワイト・サマー・エンド
「11月は…あ、定期テスト。社会、大丈夫?江戸時代の将軍の名字言える?」
「衣都、本当に俺のことバカにしてるだろ…武川?」
「徳川だね。勉強ちゃんとやろうね…」
頭が痛い。
仕方ないだろ。歴史は出てくる人間が多いんだから。
「12月はクリスマスでしょ?初詣に行って…あ、ちゃんと誕生日祝ってね?3月は学年末もあるし…あ、ひな祭り!」
明るい声で、彼女がいなくなった後の予定が埋められていく。
「…ねえ、流星。流星の予定、私が決めて良い?私が、死んだあとの予定立てようよ」