ホワイト・サマー・エンド





衣都の母は少しやつれていて白髪が増えていたけれど、ほとんど3年前と変わっていなかった。




懐かしさが、ふとこみ上げる。


セミはもう鳴いていて、この時期に会うなんて、と思った。





「流星くん、うちに来ない?またこっちに引っ越してきたのよ」




微笑んでそう尋ねられ、俺はコクリと頷いた。










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