檻の外で咲く恋
第十一章 本当の居場所
店を出た頃には、
夜の空気が少しだけ落ち着いていた。
ネオンの光も、
さっきより遠く感じる。
蒼真「歩けるか」
お兄ちゃんが、短く聞く。
私は一瞬だけ迷って、
それでも頷いた。
芹羽「……大丈夫」
本当は、少しだけ辛い。
でも。
ここで止まりたくなかった。
蒼真「無理すんな」
それだけ言って、
お兄ちゃんは少し歩幅を落とす。
気遣いなのか、
無意識なのかは分からない。
でも。
その距離感が、
少しだけ心を軽くした。
夜の空気が少しだけ落ち着いていた。
ネオンの光も、
さっきより遠く感じる。
蒼真「歩けるか」
お兄ちゃんが、短く聞く。
私は一瞬だけ迷って、
それでも頷いた。
芹羽「……大丈夫」
本当は、少しだけ辛い。
でも。
ここで止まりたくなかった。
蒼真「無理すんな」
それだけ言って、
お兄ちゃんは少し歩幅を落とす。
気遣いなのか、
無意識なのかは分からない。
でも。
その距離感が、
少しだけ心を軽くした。