檻の外で咲く恋
第十四章 決意の名前
その日は、静かだった。
何も起きない一日。
なのに。
どこか、落ち着かなかった。
潤羽「お姉ちゃん?」
潤羽の声で、顔を上げる。
潤羽「ぼーっとしてる?」
心配そうな目。
芹羽「ちょっとだけ」
誤魔化すように笑う。
でも。
自分でも分かっていた。
ずっと、考えている。
考えないようにしても、
浮かんでくる。
あの家。
何も起きない一日。
なのに。
どこか、落ち着かなかった。
潤羽「お姉ちゃん?」
潤羽の声で、顔を上げる。
潤羽「ぼーっとしてる?」
心配そうな目。
芹羽「ちょっとだけ」
誤魔化すように笑う。
でも。
自分でも分かっていた。
ずっと、考えている。
考えないようにしても、
浮かんでくる。
あの家。