檻の外で咲く恋
第十五章 終わりの、その先へ
空気が、重かった。
静かな部屋。
無機質な机と椅子。
その向こう側に、
“あの人”がいる。
視線を上げるのに、
少しだけ時間がかかった。
それでも。
逃げないと決めたから。
ゆっくりと、顔を上げる。
目が合う。
一瞬で、
体の奥が強張る。
怖い。
今でも、怖い。
でも。
それだけじゃない。
芹羽「……」
静かな部屋。
無機質な机と椅子。
その向こう側に、
“あの人”がいる。
視線を上げるのに、
少しだけ時間がかかった。
それでも。
逃げないと決めたから。
ゆっくりと、顔を上げる。
目が合う。
一瞬で、
体の奥が強張る。
怖い。
今でも、怖い。
でも。
それだけじゃない。
芹羽「……」