檻の外で咲く恋
閉まっている。

鍵も、かかっている。

それでも。

安心なんてできない。

「……」

いつ、開くか分からないから。

「……」

指先が、わずかに震える。

止めようとしても、
止まらない。

「……」

その時。

――ガチャ

小さな音。

心臓が、跳ねる。

「……っ」

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