幼馴染は総長だった
「じゃあ、席は窓側の後ろな」
窓側の後ろ……。
私の席とは真反対。
もしここが少女漫画の世界なら、きっと隣になっていただろうけど、そんなことは起きない。
向こうも私のことなんて覚えていないだろうし……。
「ねぇねぇ、転校生かっこよくない??」
「……そうだね」
朝礼が終わるなり、友達の時雨舞が話しかけてきた時雨舞
「相変わらず興味ないね〜」
「興味あるとかないとかじゃないから」
「はいはい、次数学だよ」
「うん、ありがとう」
転校生……。
やっぱり囲まれてるな。
小学校でもいつもそうで……って……。
転校生とはなるべくかかわらないようにしよ。
そう思っていたのに……。
窓側の後ろ……。
私の席とは真反対。
もしここが少女漫画の世界なら、きっと隣になっていただろうけど、そんなことは起きない。
向こうも私のことなんて覚えていないだろうし……。
「ねぇねぇ、転校生かっこよくない??」
「……そうだね」
朝礼が終わるなり、友達の時雨舞が話しかけてきた時雨舞
「相変わらず興味ないね〜」
「興味あるとかないとかじゃないから」
「はいはい、次数学だよ」
「うん、ありがとう」
転校生……。
やっぱり囲まれてるな。
小学校でもいつもそうで……って……。
転校生とはなるべくかかわらないようにしよ。
そう思っていたのに……。