花集 春

鈴蘭 表


もういいやと投げ出して
一本の線の上を歩く
足取りおぼつかないまま
行くあてもなく歩き続ける

一度置いていった人生を
彼は優しく拾い上げる
これ落としたよと言って
私に届けてくれる
< 9 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop