推しにガチ恋ってアリですか⁉︎



「あー、なんか無理やり着せられた。執事服?だっけ」

「ね、急に呼ぶから何かと思えば」



そこへ現れた、同じく執事服を着る野柳くん。



「「「「きゃぁぁぁぁっ!!!!!!」」」」

「やばい、あの二人も神がかってるわ……」

「やべー、また鼻血出そう」



またまた上がる歓声と黄色い悲鳴。

うん……確かに、二人ともすごく似合ってる。



「だって秀馬くんたち、料理は……?」

「それがさ、この服のまま料理しろって」

「作った料理を持って行く執事なんだと。ていうか暑すぎ、これで二日もやんのきつすぎ」



苦笑いして言う野柳くんに続けてぼやいた秀馬くん。



「がんばってね」と励ましていると。

「……累?」


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