蜜くんは今日も甘くない。
うちの学校と同じ制服を着た女の子ににっこりスマイルを浮かべて返事をしている。
……もやっとした感情が一気に胸の中に出てくる。
蜜くんはなぜかいつも私以外の女の子には王子様みたいな感じで振る舞う。
逆に私だけに素を見せてくれてるのかもしれないけど、蜜くんが私に冷たいせいで他の子達には馬鹿にされる。
" 本当に蜜くんの彼女なのか " って。
私が彼女だもん。
蜜くんに話しかけないで。
そう思うけどそんなこと言ったら蜜くんに嫌われるからグッと我慢する。
「…絃羽?」
そんなことを考えてたら急に目の前に綺麗な顔が現れた。
「っ!蜜くん、びっくりしたぁ…。」
「…急に止まんないでくれる?遅刻するから。」
「え?あ、ごめんね。」
そう言うとまたそそくさと歩き始める蜜くん。
なかなか私と合わない歩幅のせいですぐに距離が空いてしまう。
……もやっとした感情が一気に胸の中に出てくる。
蜜くんはなぜかいつも私以外の女の子には王子様みたいな感じで振る舞う。
逆に私だけに素を見せてくれてるのかもしれないけど、蜜くんが私に冷たいせいで他の子達には馬鹿にされる。
" 本当に蜜くんの彼女なのか " って。
私が彼女だもん。
蜜くんに話しかけないで。
そう思うけどそんなこと言ったら蜜くんに嫌われるからグッと我慢する。
「…絃羽?」
そんなことを考えてたら急に目の前に綺麗な顔が現れた。
「っ!蜜くん、びっくりしたぁ…。」
「…急に止まんないでくれる?遅刻するから。」
「え?あ、ごめんね。」
そう言うとまたそそくさと歩き始める蜜くん。
なかなか私と合わない歩幅のせいですぐに距離が空いてしまう。