組長様は孤独なお姫様を寵愛したい。
「えっと、橘さんのお部屋…ですか?」



それは何かの間違いなのでは…。



「何かの間違いではない。頭がそうするように仰ったんだ。良いから中に入るぞ。」



えぇえ、橘さんが…???

う、また緊張しながら食べないといけないんだ。
しかも今日から抱き枕のお勤めもあるし…。



足が少し重くなりながらも、羽山さんが扉を開けたことによって必然的に中に入る形に。



「失礼します…。」


羽山さんは、姫木を連れてきましたと言うと、橘さんに一礼してすぐさま部屋を出ていった。


…えぇ!?

私を連れてくるっていう任務だったの…??



「おつかれ、茉白。」



とパンクしそうになる私に、美しいお顔を向けて労いの言葉をかけてくださる橘さん。

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