彼の秘密は、溺愛付き。
勉強に集中した私はキッチンでの会話なんて聞こえるはずがなかった。

「三原くん、茅音ちゃんと知り合いなの? 何か話していたけれど」

「会社の同僚です」

「そうなの。茅音ちゃんはいつも週末にここで資格の勉強をしに来てくれてるの。優しい子よね」

「そうですね。イメージ通りの人でした」

「イメージ通り?」

私は集中しているからキッチンでの会話なんて聞こえないし、ましてや奥さんに聞こえないほどの声量で三原くんが呟く言葉など聞こえるはずがなかった。






「気遣い上手で可愛くて……俺が話してみたいと思っていた平塚さんそのまま」


「まぁイメージと違っても平塚さんなら好きだけれど」







さぁ、美味しいコーヒーと一緒に甘い溺愛を始めませんか?
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