わたしがつくった華の特注品


「なんだそれ、きっしょ」


「ぐはぁっ!!」


そ、そんなぁ…めちゃくちゃ考えたのに………


「……こんなに熱心にお願いしてるんだから、受け入れてあげたら?」

紅沢くんが灰田くんにサラッと追い打ちをかけてくれる。

灰田くんは眉をひくつかせて、「ヤノがやりたいんじゃ___」


「柊さん、桃李、いいよやる〜〜ってさ!」


「え、や、やったーーー!!」


紅沢くんの言葉に、わたしはその場でガッツポーズを決めた。

私の勝ちだー!!あとで紅沢くんにはなにかお礼しなくちゃ

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