あの噂に隠された運命に涙する
第二章 夢みる想いを形に
幽霊状態という混沌に放り込まれてから、数日が経った。
あれから入れ替わり立ち代わり、あたしの病室には人の出入りがあった。
死にかけたあの日。
あたしは相当、危険な状態だったみたい。
もっとも、あたしはその間の意識がなかったので、はっきりとは分からないのだけど。
助かったのは奇跡だと言う先生もいた。
涙を流して喜んでくれる看護婦さんもいた。
同じクラスの友達も、学校帰りに病院までお見舞いに来てくれた。
そして、何よりも……。
「芽衣ちゃんーー!!」
お母さんが毎日、心配そうに、病室に駆けつけてくれたんだ。
「今日も元気そうで良かったーーっ!!」
「うわっ!」
お母さんは猛ダッシュで、高見橋くんの身体をおもいっきり抱きしめてしまう。
問答無用。
しかもそのまま、声を上げて泣き始めてしまった。
実は、あたしは小さい頃から身体が弱くて、よく倒れていた。
その影響もあってか、お母さんは意外と過保護だったりする。
「芽衣ちゃん、あれから、本当に大丈夫!? また、倒れていない……?」
お母さんは怒涛の勢いでまくし立てる。
「症状は安定しているって、先生が言っていたけれど……。お母さん、心配で心配で……っ!」
「えっ……? 症状が安定……?」
初耳ばかりの告白に、あたしは呆然とする。
どうやら、そういう流れになっているみたいだ。
あれから入れ替わり立ち代わり、あたしの病室には人の出入りがあった。
死にかけたあの日。
あたしは相当、危険な状態だったみたい。
もっとも、あたしはその間の意識がなかったので、はっきりとは分からないのだけど。
助かったのは奇跡だと言う先生もいた。
涙を流して喜んでくれる看護婦さんもいた。
同じクラスの友達も、学校帰りに病院までお見舞いに来てくれた。
そして、何よりも……。
「芽衣ちゃんーー!!」
お母さんが毎日、心配そうに、病室に駆けつけてくれたんだ。
「今日も元気そうで良かったーーっ!!」
「うわっ!」
お母さんは猛ダッシュで、高見橋くんの身体をおもいっきり抱きしめてしまう。
問答無用。
しかもそのまま、声を上げて泣き始めてしまった。
実は、あたしは小さい頃から身体が弱くて、よく倒れていた。
その影響もあってか、お母さんは意外と過保護だったりする。
「芽衣ちゃん、あれから、本当に大丈夫!? また、倒れていない……?」
お母さんは怒涛の勢いでまくし立てる。
「症状は安定しているって、先生が言っていたけれど……。お母さん、心配で心配で……っ!」
「えっ……? 症状が安定……?」
初耳ばかりの告白に、あたしは呆然とする。
どうやら、そういう流れになっているみたいだ。