すべての花へそして君へ①
4-14



 振られる。

 いつかはこうなるだろうと思っていた。

 それは本当だ。


 誰かを彼女は選ぶのだろうと。

 なら、自分ができることはなんだろうかと。

 ……考えていた。



 けれど、結局は何もできないんだ。

 笑顔にできるのは、……彼女だけだ。



 あたしじゃない。




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