キミに伝えたいことは。

席替え【side凛乃】

一限の美術が終わって、わたし達・花園凛乃、新藤にいなちゃん、楠真由ちゃんで教室に戻っていた。
「真由ー!次の授業ってなんだっけ!」
にいなちゃんがいつもの元気な声で聞いた。
「国語じゃなかったっけ」
真由ちゃんがいつものクールな顔で答えた。
少し空いた窓から風が吹いて、わたし達の髪がなびいた。
「そういえば、席替えするんだよね」
わたしは微笑みながら言った。
「そーじゃん!せきがえ!!」
「にいなうるさい。ここ上級生のクラス近いから」
真由ちゃんがにいなちゃんに言った。

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