不良お兄様とわたし
「ッ―――…紫音、何もされてない?大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ静香ちゃん」
紫音が神野に向かって微笑めば神野は幾分か機嫌がよくなった
紫音が神野に連れていかれたので、俺は自分の席に座って轍にメールする
____________ To:轍
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
おい轍!
お前、紫音の好きな奴
知ってただろ!?
まあ、お前のお陰で、
紫音の気持ちも知れたし ありがとう轍
早く教室に戻ってこいよ?
ピッ――――送信っと