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「あ…えと。血出てるから。」
ハンカチを当てたまま言う。
どうしたらいいか分からず、そのまま固まってしまった。
「あ…。どうも…。」
そう言って、私が抑えているハンカチを自分で抑えた。
私は、パッとハンカチから手を離し急いで窓の鍵を締め出した。
やばい…。早く、帰ろう…。
そう思い私は足早に教室を出た。
そのまま、家まで走って帰った。
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