引きこもりですが、守ることだけは最強です!
そう言って、すぐに部屋を出ていく。

私はまた誘拐した男の人が戻ってこないか扉をじっと見ながら、置いて行ったご飯に近づいていく。

……普通のご飯だ。

お腹がくぅ……となる。

……お昼ご飯を食べてないから、お腹すいた。

でも、ここのご飯は食べたくない……

悩んでいると、またお腹がなる。

仕方がないので、とりあえず机にご飯を運ぶ。

匂いを嗅いでみても、やっぱり普通のご飯だ。

……食べても大丈夫かな?

私はそっと一口、ご飯を口に入れる。

美味しい……普通のご飯だ。

もう一口食べてみても、特に変わったところは見当たらない。

……でも、やっぱり食べたくない。

お腹は空いてるけど、食べる気になれない。

私はご飯を扉の前に戻して、ベットに座り込む。

確か鞄の中に、お菓子があったはずだ。

カバンの中を探して、アメを取り出す。

……少ないけど、しょうがない。

私はちょっとずつ食べることにして、アメを一つ口に入れた。


「甘い……」
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