自由奔放な女性が描いた人生の選択は
 コンビニでおにぎりとポテトチップスとビールを買い、ホテルへ直行。

いつも行ってるラブホテルは、
リーズナブルなお値段で、2時間たっぷり楽しめる。

 ダブルブッキングのことなど、すっかり忘れたかの様に鈴奈は、ホテルに入るなり裸になり、2人でお風呂へ。

お互いの体を洗い合いながら、2人は欲望のままに、蓮は鈴奈の中へ。
そしてそこで1回目は終了。

 ガウンを纏い、コンビニで買い込んだビールで乾杯し、おにぎりを食べ、ポテトチップスをつまみ、一休み。

お代わりのビールも飲み干し、
アルコールが入り程良く酔ってきた2人は、また裸になりベッドへ。

蓮の唇が鈴奈の唇に優しく、そして激しくキス。
蓮の舌が首筋から胸へ、そして、大きく広げた脚の間に顔を埋め、蓮の舌は鈴奈の中へと入ってきた。

「あっ あッ」
鈴奈は思わず口から漏れた。

目眩く第二ラウンドの始まり。

 ホテルを出たのは、16時半頃だった。
辺りはまだ明るく、これからゆっくりと太陽は沈んで行こうとしていた。

 2人は駅まで一緒に行き、そこでバイバイした。
身体に気だるさと、ふわふわした感じを残したまま、鈴奈も自宅へと向かった。

 電車の中で、光橋颯太には、悪いことをしてしまったと思い、
「今日はごめんね、この埋め合わせはするからね」と、フォローのメールをするのを忘れなかった。



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