君の笑顔を奪いたい。
「好き!!!」

「へ」


ぎゅううっと効果音がついてしまいそうなぐらい、強く抱きしめられた。


「美海に嫌いって言われたらどおしようかと思ったあああ」

「え、え?え!?」

「俺、ちゃんと尽くすから……だから、末永く捨てないで」

「ど、どうしちゃったのほんとに!!変なもの食べた?!」


そう言いつつ、ちっちゃい頃の表情豊かな彼を思い出してしまった。


「食べてない」

「……あはは、そっか」


大きくなった背中を撫でて、つい微笑んでしまった。
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