私に無関心な彼は激重でした。
1章 出会いと付き合った日
2年前ー


「はあ、補習とかだるすぎ、」

「それな!赤点とったのは悪かったけどさ」

大晴と出会ったのは2年前。高校2年生の時。

私たちは定期テストの点数が赤点になってしまったので、友達の椿と教室に向かうところでした。

ガラガラっと教室のドアを開けると

黒髪短髪の綺麗な男の人が頬杖をつきながら
窓際の席に座っていた。

綺麗な人だな、先輩かな。

私たちの学校は教室自体がそんなに多くはないので、赤点をとった人達は学年関係なく
同じ教室で補習を受けることになっている。
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