仲良し家族は嘘だらけ⁉
4みくの想いと始まり
一緒の登校
朝からお父さんがいなかった。
いや、まあ、最近は私のほうから避けてたわけだけど、今日はそんな必要もないらしい。
東雲のメンバーであろう大人も、今まで見たことがなかった人も、家の中でバタバタしている。
「ごめんね、みく。昨日の夜から暴れだしたグループがいるみたいで、緊急体制を敷くってあわただしいのよ」
お母さんがエプロンをたたみながら言う。
「それって、西明かりってやつ?」
「あら、みくも知ってるの?」
お母さんは私の言葉に驚いた表情を見せた。
お父さんが言っていたのはこういうことか。
この前お兄ちゃんたちが呼び出されていたのも、その西明かりってやつらのせい?
そのとたん、長々説教されたことを思い出してぶるっと震える。
さすがにあれはちょっとこたえた。
みんな、次期リーダーに向かって言っているとは思えないほど容赦なかったよ!
「だから二人と一緒に登校してね。みくのこと、頼んだわよ」
「「はい」」
お兄ちゃんと大聖が声を合わせた。
「うげっ」
と思わず声を漏らしてしまう。
大聖は渋い顔をした。
「うげとはなんだ、うげとは」
「いーや、なんでも……」
「お嬢はいつまでたっても納得してくれませんね」
納得してたまるもんですか! 少し前までただの兄妹だったのに!
腹が立つから思いっきりにらんでやる。
そしたら、お兄ちゃんは困ったように眉を下げた。
仕方ない。今日くらいは一緒に行ってやるか。
また怒られたくないし。
いや、まあ、最近は私のほうから避けてたわけだけど、今日はそんな必要もないらしい。
東雲のメンバーであろう大人も、今まで見たことがなかった人も、家の中でバタバタしている。
「ごめんね、みく。昨日の夜から暴れだしたグループがいるみたいで、緊急体制を敷くってあわただしいのよ」
お母さんがエプロンをたたみながら言う。
「それって、西明かりってやつ?」
「あら、みくも知ってるの?」
お母さんは私の言葉に驚いた表情を見せた。
お父さんが言っていたのはこういうことか。
この前お兄ちゃんたちが呼び出されていたのも、その西明かりってやつらのせい?
そのとたん、長々説教されたことを思い出してぶるっと震える。
さすがにあれはちょっとこたえた。
みんな、次期リーダーに向かって言っているとは思えないほど容赦なかったよ!
「だから二人と一緒に登校してね。みくのこと、頼んだわよ」
「「はい」」
お兄ちゃんと大聖が声を合わせた。
「うげっ」
と思わず声を漏らしてしまう。
大聖は渋い顔をした。
「うげとはなんだ、うげとは」
「いーや、なんでも……」
「お嬢はいつまでたっても納得してくれませんね」
納得してたまるもんですか! 少し前までただの兄妹だったのに!
腹が立つから思いっきりにらんでやる。
そしたら、お兄ちゃんは困ったように眉を下げた。
仕方ない。今日くらいは一緒に行ってやるか。
また怒られたくないし。