君に恋する3秒前
私が起きると知らない部屋にいた

「どこよ…ここ」

私がうごこうとすると鎖で繋がれていて動けない

「こんなものはこうよ!」

じゃらっという音がして鎖が外れる

「よし…!この調子で全部外して…」

「あれ?もう起きたんだぁ」

「あ、明香…?」

明香は私の幼馴染(男)

「僕ね、杏ちゃんが好きなんだぁ だから、僕だけの杏ちゃんになって?」

そう言って明香は私の腕を掴む

「や、やめて…!」

「なんで?杏ちゃんは僕のこと好きじゃないの?ねぇ、なんで?僕はこんなにも好きなのに…」

明香の瞳からだんだんとハイライトが消える

「あ、あすか…?」

ぢぅっ そんな音と共に私の首元に痛みが回った

「いたっ…やめてよ、明香…!」

明香の瞳は真っ黒 その瞳の奥にハートが見える

「やめないよ?杏ちゃんが僕のものって認めない限りは」

「もう…いやっ…!」

ガッシャーン! そんな音と共に翠くんの姿が見えた

「杏先輩!」

「杏ちゃんは僕の杏ちゃんだよ?気安く名前を呼ばないでくれる?」

「杏先輩は誰のものでもありません!」

翠くん…

「俺のになる予定ですけどね!」

翠くん?

「杏先輩、ほら行きましょう!」

「だめだよ 杏ちゃんを連れて行ったら…」

パリン ガラスが割れる音と一緒に翠くんが倒れこむ

「翠くん…!」

「杏先輩は…俺が守る!」

翠くんは私を抱き上げて外へと駆けていく

「す、翠くん、姫抱きは恥ずかしい…かな?///」

私が頬を赤らめながら言うと翠くんが私を見つめて呟いた

「杏先輩…可愛すぎませんか!?」

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