婚活!~絶対幸せになれる婚、探してます~
カウンターにいるオーナーが気づき、こちらに向けて微笑む。彼女は親指を立ててグーサインを送った。
本当に喜怒哀楽の激しい女性だ。彼女を見ていると、過去に囚われている自分がバカらしくなってくる。
こうやって好きに楽しく今を生きればいいのではないか、そんな気すらしてきて、なんだか救われた気持ちになる。
それから何品か肉料理が運ばれてきて、ビールの中ジョッキはすでにふたつずつ開いている。腹もそこそこ膨れて、酔いが回ってきた。
彼女は三杯目のビールを喉に流し込んで「ぷはっ」と声をあげる。口の周りについた泡を舌でぺろりと舐め取る様子に、自由なやつだなと苦笑した。
「あんた、婚活で男と飲んでいるときもそんな調子なのか?」
「まさか! かわいくカシオレとか飲んでますよ」
「安心した。今のあんたは酒飲みにしか見えない」
彼女が不満だらけの顔で俺を睨み上げる。予想通り、からかいがいのあるリアクションに思わずにやりと口の端が跳ね上がった。
「その目も狙ってる男にはしない方が賢明だ」
「しませんよ! 聖澤さんにだけです」
怒った彼女がジョッキの半分を一気に飲み干す。これはいじってくれと言っているようなものだろう。すかさず「酒飲み」とさらなる煽りを口にする。
こんなにもからかいたくなるのは、彼女がなんの躊躇いもなく素の表情をさらけ出すからだろう。
これまで女性に感じたことのない気兼ねのなさや安心感を、不思議と彼女に覚えていた。
本当に喜怒哀楽の激しい女性だ。彼女を見ていると、過去に囚われている自分がバカらしくなってくる。
こうやって好きに楽しく今を生きればいいのではないか、そんな気すらしてきて、なんだか救われた気持ちになる。
それから何品か肉料理が運ばれてきて、ビールの中ジョッキはすでにふたつずつ開いている。腹もそこそこ膨れて、酔いが回ってきた。
彼女は三杯目のビールを喉に流し込んで「ぷはっ」と声をあげる。口の周りについた泡を舌でぺろりと舐め取る様子に、自由なやつだなと苦笑した。
「あんた、婚活で男と飲んでいるときもそんな調子なのか?」
「まさか! かわいくカシオレとか飲んでますよ」
「安心した。今のあんたは酒飲みにしか見えない」
彼女が不満だらけの顔で俺を睨み上げる。予想通り、からかいがいのあるリアクションに思わずにやりと口の端が跳ね上がった。
「その目も狙ってる男にはしない方が賢明だ」
「しませんよ! 聖澤さんにだけです」
怒った彼女がジョッキの半分を一気に飲み干す。これはいじってくれと言っているようなものだろう。すかさず「酒飲み」とさらなる煽りを口にする。
こんなにもからかいたくなるのは、彼女がなんの躊躇いもなく素の表情をさらけ出すからだろう。
これまで女性に感じたことのない気兼ねのなさや安心感を、不思議と彼女に覚えていた。