めぐり逢い 憧れてのち 恋となる【書籍化】
大切な場所で
「花穂、今日は来てくれてありがとう。大地も」
パーティーはお開きとなり、織江と笹本がゲストに小さなギフトを手渡してお見送りする。
「こちらこそ、お招きありがとうございました。とても素敵なパーティーでした。織江さん、笹本さん、おめでとうございます。どうぞお幸せに」
「ありがとう。今度は二人で新居に遊びに来てね」
「はい!」
笹本と大地もなにやら言葉を交わしたあと、笑顔で別れる。
大森とあゆに「またね」と声をかけてから、大地と花穂はタクシーに乗った。
「花穂、バーで夕食を食べていかないか?」
「うん!」
頷く花穂に、大地は優しく微笑む。
そのままタクシーでバーに向かった。
「いらっしゃいませ。おや、これはなんともお美しい。お二人ともお似合いの美男美女ですね」
マスターが二人を見て目を細める。
「こんはんは。友人の結婚パーティーがあったので」
「そうでしたか。おめでたい日にここにもお立ち寄りいただいて光栄です。どうぞ、お好きな席へ」
促されて、いつもの窓際の席に着いた。
「花穂、今日はコース料理にしようか」
「え、そんなのあるの?」
「ああ。メニューには載ってない特別なコースなんだ」
「そうなのね。うん、食べてみたい」
「よし。お酒はワインでいいか?」
「はい」
大地がマスターに「コース料理を」とオーダーすると、ほんの少し驚いたように動きを止めてから、マスターはにっこり笑って頷いた。
「かしこまりました」
パーティーはお開きとなり、織江と笹本がゲストに小さなギフトを手渡してお見送りする。
「こちらこそ、お招きありがとうございました。とても素敵なパーティーでした。織江さん、笹本さん、おめでとうございます。どうぞお幸せに」
「ありがとう。今度は二人で新居に遊びに来てね」
「はい!」
笹本と大地もなにやら言葉を交わしたあと、笑顔で別れる。
大森とあゆに「またね」と声をかけてから、大地と花穂はタクシーに乗った。
「花穂、バーで夕食を食べていかないか?」
「うん!」
頷く花穂に、大地は優しく微笑む。
そのままタクシーでバーに向かった。
「いらっしゃいませ。おや、これはなんともお美しい。お二人ともお似合いの美男美女ですね」
マスターが二人を見て目を細める。
「こんはんは。友人の結婚パーティーがあったので」
「そうでしたか。おめでたい日にここにもお立ち寄りいただいて光栄です。どうぞ、お好きな席へ」
促されて、いつもの窓際の席に着いた。
「花穂、今日はコース料理にしようか」
「え、そんなのあるの?」
「ああ。メニューには載ってない特別なコースなんだ」
「そうなのね。うん、食べてみたい」
「よし。お酒はワインでいいか?」
「はい」
大地がマスターに「コース料理を」とオーダーすると、ほんの少し驚いたように動きを止めてから、マスターはにっこり笑って頷いた。
「かしこまりました」